【音楽】U2 “With or Without You”:”She” とは誰なのか?なぜ主人公の無為なのか?
U2の名曲 “With or Without You” は切り詰められたシンプルな英語で書かれている。そこには一義的な解釈を拒むような、アイルランドの悲しい歴史とネイティ ...
【音楽】キャロル・キング:ニューヨーク、南部、イスラエル
キャロル・キングに世紀のロングセラー・アルバム『つづれおり』(Tapestry, 1971)がある。このなかに “Way Over Yonde ...
【金融の歴史04】金貸しとテンプル騎士団
表向きはエルサレム巡礼者の保護を目的に組織された義勇軍であるテンプル騎士団(Knights Templar、正式名「キリストとソロモン神殿の貧しき戦友たち」)。
しかし兵士のうち実戦 ...
【金融の歴史03】高利貸しのタブーが解かれた理由(最終回)
前回、前々回に続き、高利貸しに対する考え方の変化を追っていこう。
金貸しはいかにして罪であることをやめ、社会的信用のある仕事になったのか?需給の法則を理解していたスコラ神学者は市場価格こそ ...
【金融の歴史02】高利貸しのタブーが解かれた理由(続)・カネにまつわる名言集
前回に続き、高利貸しに対する考え方の変化を追っていこう。
金貸しはいかにして罪であることをやめ、社会的信用のある仕事になったのか?テンプル騎士団と金融の普及Even while cl ...
【金融の歴史01】高利貸しのタブーが解かれたのはなぜか?金貸しへの抵抗感の消失
今回から数回にわたって金融の歴史について考えてみたいと思う。
金融史のターニングポイントは利子タブーの解放利子は長く禁止されていた。その禁止が説かれた瞬間、パンドラの箱が開いた。
【文明考】人類最初の文明は西アフリカのナイジェリアにあった?
2018.5.30 追記
今回は人類史の常識を覆すような仮説を紹介する。人類文明は西アフリカのナイジェリアで発祥し、その後、エジプトや中東・地中海世界へ伝播されたという主張である。
【政治・社会】ナショナリズムvsグローバリズム論の虚妄?
引用する記事は、昨年イギリスがEU離脱を決め、トランプ大統領が誕生して以来、通奏低音のように響いている「グローバリズムかナショナリズムか」について通常とは異なる切り口から論じている。
【日本人の先端性】マネーゴッドとパーソナルの時代に日本人が果たす役割
あけましておめでとうございます。本年も当サイトをよろしくお願いいたします。
せっかくの年頭ですので、今日は「ですます調」で現代潮流について思うところを述べてみたいと思います。 ...
【一神教】シリーズ記事全面改稿中(いったん非公開とし後日再アップ予定)
2018.6.14 記
一神教への道(一神教の病理)と題してシリーズ記事を公開していたが、大風呂敷を広げすぎたかなと思っている。
その後勉強を重ねていくうちに内容に不備と ...
【語源学の旅】ミトラ教02:キリスト教のクリスマスは冬至の祭?
引き続きミトラ教について、今度は違うイラン人の書いた英文(部分)をネタに話を進めよう。ミトラを介してキリスト教へ流れ込んだものとは何かが大事なのである。
アブラハム宗教は多くをイランの古代 ...
【語源学の旅】ミトラ教01:東西宗教に溶け込んだ謎の神
2018.6.4 全面改稿
古代イランが生んだ神ミトラ(mithra、インドではmitra)という神は “溶け込む神” だ。ほとんど正体不明だが、どこにでも溶 ...
【英語で読むAI考01】ロボットメサイア:AIの教えに従う宗教が誕生
世も末なのかそれとも新時代の幕開けなのか、AIロボットの教えに従う教会が設立され信者を募っているらしい。引用元は以下の記事である。
Why humans will happily foll ...
【文化考】皇室を表現する英語:三島自決の日に
※2019.7.20 追記
1970年の今日11月25日、三島由紀夫が市ヶ谷の自衛隊で自決した。彼の遺志を酌み、今日は皇室にまつわる英語表現を学ぼう。
グローバル化する世 ...
【近代史】芥川龍之介「神神の微笑」:西の海外進出と日本の “無思想” の抵抗
芥川龍之介に「神神の微笑」という小品がある。キリスト教に材をとった、いわゆる切支丹物(きりしたんもの)と呼ばれる作品群のひとつだ。
今回はこの作品の世界を、世界史の大きな流れの文脈で ...