文明文化の話

スポンサーリンク
♪音楽

【音楽】U2 “With or Without You”:”She” とは誰なのか?なぜ主人公の無為なのか?

U2の名曲 "With or Without You" は切り詰められたシンプルな英語で書かれている。そこには一義的な解釈を拒むような、アイルランドの悲しい歴史とネイティブたちの複雑な感情が投影しているように思われる。
♪音楽

【音楽】キャロル・キング:ニューヨーク、南部、イスラエル

ニューヨーカーの書いたゴスペル・ソング?キャロル・キングに世紀のロングセラー・アルバム『つづれおり』(Tapestry, 1971)がある。このなかに "Way Over Yonder" という他とは少々趣きが異なる曲が収録されている。黒っ...
お金の話

【金融の歴史04】金貸しとテンプル騎士団

表向きはエルサレム巡礼者の保護を目的に組織された義勇軍であるテンプル騎士団(Knights Templar、正式名「キリストとソロモン神殿の貧しき戦友たち」)。しかし兵士のうち実戦に赴く者はごく一部であり、その他の人間は何をしていたかといえ...
お金の話

【金融の歴史03】高利貸しのタブーが解かれた理由(最終回)

前回、前々回に続き、高利貸しに対する考え方の変化を追っていこう。
お金の話

【金融の歴史02】高利貸しのタブーが解かれた理由(続)・カネにまつわる名言集

前回に続き、高利貸しに対する考え方の変化を追っていこう。金貸しはいかにして罪であることをやめ、社会的信用のある仕事になったのか?テンプル騎士団と金融の普及Even while clergy such as Cardinal de Vitry...
お金の話

【金融の歴史01】高利貸しのタブーが解かれたのはなぜか?金貸しへの抵抗感の消失

今回から数回にわたって金融の歴史について考えてみたいと思う。
AI・自動化

【ハラリ氏講演】英日対照で読むAI考:人間の未来はデータが決める(於2018年ダボス世界経済フォーラム)

2018.5.29 加筆すでに何度か紹介しているユヴァル・ノア・ハラリ氏が2018年1月末、ダボス会議に招かれて講演を行った。ヒアリングの練習にもなるのでご覧になってはいかがだろうか?内容は非常に興味深い。「生体=アルゴリズム」論に基づく情...
Web紀行

【文明考】人類最初の文明は西アフリカのナイジェリアにあった?

2018.5.30 追記今回は人類史の常識を覆すような仮説を紹介する。人類文明は西アフリカのナイジェリアで発祥し、その後、エジプトや中東・地中海世界へ伝播されたという主張である。
Web紀行

【英語学】ブリタニア時代:イギリスに残るローマ帝国の痕跡

今回はローマ人が属領時代のイングランドに残した遺産を紹介する。古代のイギリス現在のブリテン諸島は8500年前くらいに大陸から分かれたといわれており、それまでそこに暮らしていたのは6万年頃のネアンデルタール人、3万年前に進出したホモサピエンス...
Web紀行

【英語学】イギリスとはどこか?ブリテン?イングランド?UK?

英語の発祥元であるイングランドの歴史は、異なる民族が波状的に進出し、覇を競い合うことで形成されてきた。イギリス形成史イギリス形成史をざっと一覧すれば、先史時代(ストーンヘンジなど)→ケルト系ブリトン人の定着→ローマ人による支配(ブリタニア)...
歴史

【英語学】 固有名詞学と英語人名の変遷

(アイキャッチ画像出典:)当サイトも英語サイトの端くれなので、英語そのものについても書いてみようと思う。みなさんの後学のためになり、面白そうなものということで、歴史学、言語学、語源学、固有名詞学(人名学、地名学、水名学など)などを切り口にし...
AI・自動化

【未来社会考】チェコ人セドラチェク氏による新経済社会システム論

一部で話題になっているNHKの異色経済番組「欲望の資本主義」で、ひときわ目を引くのがユーモアを含んだ語り口が魅力的なチェコの経済学者トマス・セドラチェク教授である。今回は彼の考える未来社会はどんな場所なのか、インタビュー記事を紹介してみたい...
お金の話

【政治・社会】ナショナリズムvsグローバリズム論の虚妄?

引用する記事は、昨年イギリスがEU離脱を決め、トランプ大統領が誕生して以来、通奏低音のように響いている「グローバリズムかナショナリズムか」について通常とは異なる切り口から論じている。出典:Why ‘Globalism’ Vs ‘Nation...
お金の話

【日本人の先端性】マネーゴッドとパーソナルの時代に日本人が果たす役割

謹賀新年あけましておめでとうございます。本年も当サイトをよろしくお願いいたします。せっかくの年頭ですので、今日は「ですます調」で現代潮流について思うところを述べてみたいと思います。一神教時代からマネーゴッド時代へ昨年末にかけて【語源学の旅】...
AI・自動化

【英語で読むAI考03】自己意識をもつAIはつくれるか?

前回より引き続き、自己意識をもったAIマシンの話題だ。AI研究者たちは脳の不思議に関して為す術がないようだ。仕方なく「AIもどき」をつくってそれをAIと呼んでいるというのが現状のようである。意識という言語THE LANGUAGE OF CO...
スポンサーリンク