英語の話 【英語の歴史02】海賊が媒介したラテン語との長いつきあい 英語は「ローマの教養を身につけた海賊たち」の言語だといえます。根っこのゲルマン魂はさておき、英語はラテン語の洗礼を受けることで文化的に洗練されていったのです。その功績はキリスト教の聖職者とフランスから進出した支配層にあります。 2019.09.09 英語の話英語史
英語の話 【英魂羅才】worthとvalueの違い:実体と抽象、使用価値と交換価値 当サイトで長期に人気を集めている記事は、英語が「思ったよりラテンな」ゲルマン語族に属する言語なことを解説した以下のエントリーです。せっかくなので応用編として英語版の和魂洋才シリーズを始めてみようと思います。名づけて「英魂羅才」(こころはゲル... 2019.08.12 英語の話英魂羅才語源学
英語の話 【英語学】メジャーな英語方言とイギリス英語の訛(RP、コックニー、エスチュアリー、MLE) リンガフランカ化した英語には、本国のイギリス(ブリティッシュ)英語を含め、9つのメジャーな方言があります。今回は英語方言とイギリス英語の内部事情に関する記事です。 2019.06.20 英語の話
トリビア 【英語の話】些細なことじゃないトリビアの語源 当サイトには重いテーマを扱った記事が多いので、気軽に読んでもらえるカテゴリーとしてトリビアを設けました。初回は雑学、どうでもいい豆知識などを意味するトリビアということばそのものに関するうんちくです。それこそどうでもいいことですが、"うんちく... 2019.05.15 トリビア英語の話
宗教 【令和元日】天皇という君主政のマジックと時限爆弾を抱えたままの日本 令和元年、あけましてあめでとうございます。平成さん、お疲れさまでした。平成最後の日、テレビは金太郎飴のように象徴天皇、象徴天皇を繰り返し、秘蔵映像とやらで古式とは無縁の、グローバル化時代に「開かれた」皇室像の喧伝に余念がありませんでした。対... 2019.05.01 宗教政治・社会文明文化の話日本時事ネタ
政治・社会 【経済】資本主義の簡単な歴史と令和日本 資本主義の歴史段階を簡単に説明した英文記事を紹介します。そんな気になったのは令和が始まるからかもしれません。戦後初めて日本は自らの意思で動こうとしています。経済に影響が及ばないはずがありません。 2019.04.12 政治・社会日本歴史
トリビア 【英語トリビア02】アメリカ版「知恵袋」の政治ネタ アメリカの知恵袋に相当する Yahoo! Answers から、英語学習のお役に立ちそうな項目を見つくろって紹介します。 2019.04.04 トリビア英語の話
日本 【英語で読む日本】新元号「令名」の時代が始まる – New Era Reiwa will start on May 1, 2019 わが園に梅の花散るひさかたの天より雪の流れ来るかも新元号「令和」の典拠となった梅の宴を催した大伴旅人(おおとものたびと)の歌です。梅のこぼれるさまを降る雪に喩えるのはいまでこそ当たり前ですが、これはそのオリジナル。新時代は「春への兆し」をテ... 2019.04.01 日本時事ネタ
政治・社会 【アメリカのジレンマ02】ホワイトギルト:レイシストの烙印に怯え “院政” を敷く白人社会 前回も書きましたが、奴隷制はできればないことにしたい、アメリカ最大のトラウマです。そのトラウマの内実を、黒人インテリのシェルビー・スティール(Shelby Steele)が "White Guilt"(邦訳『白い罪』)という本で抉り出しまし... 2019.03.28 政治・社会時事ネタ
宗教 【アメリカのジレンマ01】奴隷制の暗い影:アメリカの一流大学を覆う歴史抹消衝動 アメリカ社会は奴隷制の影をずっと引きずっています。奴隷制は経済史的に見れば、安い労働力で綿花を生産し稼ぐ経済制度の一環でした。しかし万人の自由平等を謳った独立宣言との矛盾は明らかです。We hold these truths to be s... 2019.03.24 宗教政治・社会文明文化の話歴史英語の話
宗教 【一神教への道】ユダヤ教の変質:エジプトのアテン宗教改革とヘブライ人のコンプレックス ユダヤ教の一神教化が蒔いた種はキリスト教とイスラム教の二大宗教へ受け継がれ、人類史を劇的に変化させた。その功罪はいまも人類のリアルな課題である。今回から、唯一神信仰(monotheism)はなぜ、どのようにして生まれたのか、何が問題なのかを... 2019.03.23 宗教文明文化の話
政治・社会 【英米論3】新自由主義という全体主義:不遇者の雇用を生む戦争、不平等を拡大させる社会正義運動 新自由主義は全体主義運動です。共産主義と変わりません。大量に生み出される不遇者の雇用対策として戦争が作り出され、軍事産業のみは競争原理を免れています。平等を推進するはずの進歩派はエリートに取り込まれ不平等の既成事実化に手を貸しています。 2019.03.18 政治・社会文明文化の話
♪音楽 【Queenライ三部作02】Seven Seas of Rhye:善悪を超えたものを善悪で裁くということ Seven Seas of Rhyeの "Rhye" とは何なのでしょうか?それを調べるところからフレディを悩ませた二元論の罠について考えます。善悪を超えたものを、善悪の基準で裁くことはやめた方がいいように思います。 2019.03.05 ♪音楽宗教文明文化の話歴史
♪音楽 【Queenライ三部作01】”My Fairy King”:なぜフレディはマーキュリーと名乗ったのか? フレディ・マーキュリーの本名はファルーク・バルサラ。彼はなぜフレディ・マーキュリーという芸名を選んだのでしょうか?その謎を解く鍵はMy Fairy Kingに出てくる神様マーキュリー。マーキュリーとはどんな神様で、フレディにとってどんな意味があったのでしょうか? 2019.03.04 ♪音楽宗教歴史神秘思想・秘儀宗教語源学
政治・社会 【英米論2】財産と自由:運命の分かれ目となったジョン・ロックの自然権思想 なぜ現代がアングロサクソン(英米)の時代になったのかを探る2回目となります(初回記事はこちら)。今回テキストに使うのは入試問題や英文読解の練習に多く利用されてきた数学者・哲学者のバートランド・ラッセル(Bertrand Russell )の... 2019.02.27 政治・社会英語の話