【歴史・時事】民主主義の内部崩壊
民主主義は内部から崩壊し、その後には必ず独裁政治が始まる。思い当たる節ありませんか?タイムリーな英語文章を見つけたので紹介します。
【お金の話】コフリン神父の告発ーアメリカ史のひとこまから
今回はお金にまつわる質疑応答を紹介します。英語原文は、Q$A形式をとった書物(“Money! Questions and Answers” 1936年刊)の一部です。
100年近く前 ...
【令和の令】令はbeautifulじゃなくauspicious?鳥占いとエトルリアの影
元号をいまも続ける国は多くありません。日本の場合、元号は「時代」を作ります。「昭和だねぇ」と言えば、それがわかる人たちの間に連帯感やノスタルジーが生まれます。そのうち「ああ、平成だよね」という感 ...
【令和元日】天皇という君主政のマジックと時限爆弾を抱えたままの日本
令和元年、あけましてあめでとうございます。平成さん、お疲れさまでした。
平成最後の日、テレビは金太郎飴のように象徴天皇、象徴天皇を繰り返し、秘蔵映像とやらで古式とは無縁の、グローバル ...
【経済】資本主義の簡単な歴史と令和日本
資本主義の歴史段階を簡単に説明した英文記事を紹介します。そんな気になったのは令和が始まるからかもしれません。戦後初めて日本は自らの意思で動こうとしています。経済に影響が及ばないはずがありません。 ...
【いまさらマルクス】英語記事で読む「史的唯物論って何だ?」
昨年は地味にマルクス生誕200年でした。現代ではマルクス経済学(マル経)は終わった学問扱いになっているようですが、マルクスの思想そのものは名前を変えて薄く広く現代にも影響を与えています。最近流行 ...
【アメリカのジレンマ02】ホワイトギルト:レイシストの烙印に怯え “院政” を敷く白人社会
前回も書きましたが、奴隷制はできればないことにしたい、アメリカ最大のトラウマです。そのトラウマの内実を、黒人インテリのシェルビー・スティール(Shelby Steele)が “Whi ...
【アメリカのジレンマ01】奴隷制の暗い影:アメリカの一流大学を覆う歴史抹消衝動
アメリカ社会は奴隷制の影をずっと引きずっています。奴隷制は経済史的に見れば、安い労働力で綿花を生産し稼ぐ経済制度の一環でした。しかし万人の自由平等を謳った独立宣言との矛盾は明らかです。
【英米論3】新自由主義という全体主義:不遇者の雇用を生む戦争、不平等を拡大させる社会正義運動
新自由主義は全体主義運動です。共産主義と変わりません。大量に生み出される不遇者の雇用対策として戦争が作り出され、軍事産業のみは競争原理を免れています。平等を推進するはずの進歩派はエリートに取り込 ...
【英米論2】財産と自由:運命の分かれ目となったジョン・ロックの自然権思想
なぜ現代がアングロサクソン(英米)の時代になったのかを探る2回目となります(初回記事はこちら)。今回テキストに使うのは入試問題や英文読解の練習に多く利用されてきた数学者・哲学者のバートランド・ラ ...
【英米論1】プリンシプルで牙を隠すアングロサクソンの才能、それを押し通す政治力
19世紀以降はアングロサクソンの時代です。そうなった秘密は何でしょう?
それを探るために、今回から英米論を何度かやってみたいと思います。初回は総論です。英米人、いわゆるアングロサクソ ...
【社会】あと少しで世界人口は減少に転じる可能性:鍵は女性の教育水準
人口は増えるもの―、経済は成長するもの―。誰もがそう考えたとき、時計の振り子はすでに逆に振れ出しているのかもしれません。
今日は、誰も疑わない国連人口推計の妖しさに関する話です。出生 ...
【NHK注目の若手思想家】ユヴァル・ハラリ vs マルクス・ガブリエル
ブログ主の仕事の都合ですっかり更新の途絶えており申し訳ありません。本記事も英語とは直接関係しません。
年末年始に当サイトでたびたび紹介してきたユヴァル・ハラリ氏の特集番組が放映されま ...
【日本考】隠れ移民大国:新自由主義者は共産主義者と同じ夢を見るか?
本業で時間がとれないので短い記事になります。
安倍政権の危険運転が止まりません。オリンピックや少子化・人口減少化にかこつけて50万人規模の移民受け入れを決定してしまいました。 ...
【時事ネタ】トランプ政権カルト認定と左派の無力感
アメリカ中間選挙の大勢が判明し、共和党支持の安定を示した。ちょうどいい機会なので左派の政権批判コラムを紹介する。典型的な “良識派” のコラムだからだ。ある意味、なぜトラ ...