宗教

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【ユヴァル・ハラリ氏講義】日英対訳で読むしあわせの歴史(前編)

ユヴァル・ノア・ハラリ氏のオンライン歴史講義 "A Breif History of Humankind" を紹介する。講義全体はLesson 01~Lesson 17で構成されており、内容は書籍『サピエンス全史』とほぼ同じ。各レッスンは1...
宗教

【西洋倫理学1】ヴィルトゥスの変遷に見る「力」と「徳」の伝統

よくヨーロッパ文明はギリシャ・ローマ文明を母胎とするといわれる。そのことが具体的にわかる例としてラテン語のヴィルトゥス(羅virtus⇒英virtue)の変遷を取り上げたい。ヴィルトゥスは西洋倫理学の基本概念であるだけでなくキリスト教神学の...
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【少子高齢化考】”300年後の日本人口は300人”? 衝撃の未来を覆せるのは「たおやめぶり」の新生日本

これは珍しく社会問題を考える記事。だが本意は日本の未来を考えることにある。ネタは少子高齢化。誰が見ても大問題なのだが、注意したいのは、それは本質的に政治問題ではないこと。自然の趨勢がそうなっているのであり、政治的に解決しようがない。ここをは...
♪音楽

【音楽】 Queen “Bohemian Rhapsody” とボヘミアンの “他人事感”

今回はクイーンの超有名曲「ボヘミアン・ラプソディ」(Bohemian Rhapsody、英語圏での略称は "Bo Rhap")は、西洋詩の伝統と西洋音楽の伝統を6分間にぎゅっと圧縮したような曲である。ここに歌われている「ボヘミアン」とは何者...
♪音楽

【ポップスで英語を学ぶ】George Michael “Hand to Mouth”:イディオム・句動詞から聖書にまつわる話まで

亡くなってしまったジョージ・マイケルのデビューアルバム『Faith』(1987)に収録されている一曲 "Hand to Mouth" でイディオムや句動詞の勉強をしよう。ジョージ・マイケルと曲の背景ジョージ・マイケルは1963年ロンドン生ま...
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【日本の宗教】ラフカディオ・ハーンが感じた日本宗教の本質

※本記事は以下の記事のフォローアップです。関連記事:【英語で読む日本人と宗教01】”最も信心深い無宗教国家”【英語で読む日本人の宗教02】個々人に織り込まれた宗教性小泉八雲ことラフカディオ・ハーンには教えられることが多い。興味深いのでいろい...
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【神秘思想と現代】ユングの心理学とグノーシス主義02

(アイキャッチ画像はユング夫妻。出典: )前回に引き続き、以下の英文記事に沿って進める。この記事の肝は「ユングの深層心理学はグノーシス思想の現代的翻案である」というところにある。ユングの編み出した様々な概念や用語は「真知(グノーシス)へ至る...
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【神秘思想と現代】ユングの心理学とグノーシス主義01

グノーシス主義というと、そのおどろおどろしいイメージに腰が引ける人もいると思う。ただ、ちょっと詳しく見てみると別にそんな大変なものでもない。グノーシス主義は性善説グノーシス主義者は目の付け所が普通の人と違っているが、根は純粋で性善説な人たち...
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【サタンの語源学02】ザラスシュトラの善悪二元宗教とユダヤ教に与えた影響

※本記事は【サタンの語源学01】ローリング・ストーンズ「悪魔を憐れむ歌」と太宰治「誰」の続きです。イケメンのいい人だけでドラマは作れない。ヒールか悪女がいて面白くなる。同様に、もしキリスト教やイスラム教に悪魔がいなかったら世界人口の6割近く...
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【英語で日本を説明する】文例集・表現のヒント:自分や日本人の宗教観

自分個人や日本人の宗教観を英語で外人に説明する場合、どういう風に表現するか迷うことがある。そんなときの手助けとなるヒントとなる記事をシリーズでお届けしようと思う。関連記事:本記事は以下の各記事と関連が深い。【英語で読む日本人と宗教01】"最...
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【AI考】”データイズム” 議論に潜むイデオロギー的誘導

本ブログでは以下のように数本、ハラリ氏のAI論、未来社会論を紹介してきた。 グローバル化時代のナショナリズム 人間の未来はデータが決める今回はありうべき誤解を解くために、ハラリ氏の "データイズム" 議論に対する反論を紹介してみたい。講演紹...
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【サタンの語源学01】ローリング・ストーンズ「悪魔を憐れむ歌」と太宰治「誰」

演劇でも小説でもテレビドラマでもヒーローはヒールがいてこそ輝く。キリスト教も同じだ。悪魔(satan)がいて神やイエスが引き立つ。もし天使(angel)が付いていなかったら、むさくるしい坊主だらけの教会に誰が近寄っただろうか?ひとくちに悪魔...
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【文化の重層性11】サクラメント・ゲルマンvsユダヤ・共苦思想

今回はカトリック教会のサクラメントについて説明する。サクラメントはたくさんの種類があって全部見ていくとキリがないので洗礼とユーカリストにフォーカスを絞る。その後、ユーカリストを手がかりに、ゲルマン民族のユダヤ的思想との格闘、そしてキリスト教...
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【文化の重層性10-3】イルミナティと神秘思想:サンヘドリン乗っ取りとパウロの活躍

ヤコブの双子の兄エサウの末裔エドム人。母とヤコブの計略でエサウは長子相続権を得られず、その後傍流に。イルミナティの中心ヘロデ家はエドム人。恨みを飲んだ一族の血筋なのだ。彼らは当時の支配者ローマ帝国に取り入り、イスラエル自治領の最高意思決定機...
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【文化の重層性10-2】イルミナティと神秘思想:カバラの源流メルカバとミトラス秘儀の融合

前回、ヘロデ王家を中心とするミトラス秘儀カルト集団イルミナティは混血のネットワークだという話をした。メイキング成分はまだ足りないようで、ユダヤ教神秘主義のカバラも一枚かんでいるらしい。今回はその辺の話を追ってみよう。アレクサンドリアとカバラ...
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