語源学

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宗教

【語源学】 深淵について02 ― シュメールの女神ティアマットと母権社会の記憶

テホム(tehom)wikipediaの説明を見てみよう。Tehom, literally the Deep or Abyss (Greek Septuagint: abyssos), refers to the Great Deep of...
宗教

【語源学】深淵について01 ― abyss と tehom

今回からabyssを手がかりに、ユダヤ・欧米世界の深部を知る探求を行いたいと思う。abyssの来歴まずは語源から見ていこう。The current form in English is a 16c. partial re-Latinizat...
Web紀行

【英語学】イギリスとはどこか?ブリテン?イングランド?UK?

英語の発祥元であるイングランドの歴史は、異なる民族が波状的に進出し、覇を競い合うことで形成されてきた。イギリス形成史イギリス形成史をざっと一覧すれば、先史時代(ストーンヘンジなど)→ケルト系ブリトン人の定着→ローマ人による支配(ブリタニア)...
歴史

【英語学】 固有名詞学と英語人名の変遷

(アイキャッチ画像出典:)当サイトも英語サイトの端くれなので、英語そのものについても書いてみようと思う。みなさんの後学のためになり、面白そうなものということで、歴史学、言語学、語源学、固有名詞学(人名学、地名学、水名学など)などを切り口にし...
お金の話

【政治・社会】ナショナリズムvsグローバリズム論の虚妄?

引用する記事は、昨年イギリスがEU離脱を決め、トランプ大統領が誕生して以来、通奏低音のように響いている「グローバリズムかナショナリズムか」について通常とは異なる切り口から論じている。出典:Why ‘Globalism’ Vs ‘Nation...
宗教

【一神教】シリーズ記事全面改稿中(いったん非公開とし後日再アップ予定)

2018.6.14 記一神教への道(一神教の病理)と題してシリーズ記事を公開していたが、大風呂敷を広げすぎたかなと思っている。その後勉強を重ねていくうちに内容に不備と不足を感じるようになった。そのため過去のシリーズ記事はいったん取り下げるこ...
宗教

【語源学の旅】ミトラ教02:キリスト教のクリスマスは冬至の祭?

引き続きミトラ教について、今度は違うイラン人の書いた英文(部分)をネタに話を進めよう。ミトラを介してキリスト教へ流れ込んだものとは何かが大事なのである。アブラハム宗教は多くをイランの古代宗教から借用筆者は自分でナショナリストだと言っている。...
宗教

【語源学の旅】ミトラ教01:東西宗教に溶け込んだ謎の神

2018.6.4 全面改稿古代イランが生んだ神ミトラ(mithra、インドではmitra)という神は "溶け込む神" だ。ほとんど正体不明だが、どこにでも溶け込んでいてその影響は広く大きい。ミトラ(Mithra)とは誰か?まずミトラの語源を...
お金の話

【語源学の旅】”money” の来歴03:地母神の遠い記憶とお金の起源

前回、前々回の記事で、マネーがローマの女神ユーノーに由来することばであること、ユーノーはローマ発祥ではなく、さらに古い時代の神々の性格を統合的に受け継いでいるらしいことがわかった。シリーズ最終回は、これをお金の起源の話まで遡ってみたい。太古...
お金の話

【語源学の旅】”money” の来歴02:お金の神様はローマの女神ユーノー(Juno)

前回、英語の "money" の語源がラテン語の "moneta" であることを突き止めた。今回は、なぜ女神ユーノーに "moneta" というあだ名が付けられた理由を探ることから始めよう。お金をめぐる旅のはじまりお金は英語で "money...
お金の話

【語源学の旅】”money” の来歴01:グーグル検索だけでも可能!語源・語根PIEの探索

英語の語彙(lexicon)の大半は(1)先祖であるゲルマン諸語を基礎とし、(2)征服者ノルマン人が使っていたフランス語やフランス語の大元であるラテン語、さらには(3)ラテン語が借用したギリシャ語を語源とする。驚くことに(2)と(3)で6割...
歴史

【英語の歴史】英語は思ったよりラテンなゲルマン系言語

英語は大ブリテン島(Great Britain)を舞台として諸民族の侵略と混血によって複雑に形成された言語だ。文法は簡素化したが語彙は多重化(複雑化)した。発音体系はある意味めちゃくちゃだ。英語を学ぶとき、ざっとでもこういう英語の形成過程を...
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