政治・社会 【英米論2】財産と自由:運命の分かれ目となったジョン・ロックの自然権思想 なぜ現代がアングロサクソン(英米)の時代になったのかを探る2回目となります(初回記事はこちら)。今回テキストに使うのは入試問題や英文読解の練習に多く利用されてきた数学者・哲学者のバートランド・ラッセル(Bertrand Russell )の... 2019.02.27 政治・社会英語の話
政治・社会 【英米論1】プリンシプルで牙を隠すアングロサクソンの才能、それを押し通す政治力 19世紀以降はアングロサクソンの時代です。そうなった秘密は何でしょう?それを探るために、今回から英米論を何度かやってみたいと思います。初回は総論です。英米人、いわゆるアングロサクソンの本性をざっくり見てみたいと思います。イギリス人の何たるか... 2019.02.17 政治・社会文明文化の話英語の話
政治・社会 【社会】あと少しで世界人口は減少に転じる可能性:鍵は女性の教育水準 人口は増えるもの―、経済は成長するもの―。誰もがそう考えたとき、時計の振り子はすでに逆に振れ出しているのかもしれません。今日は、誰も疑わない国連人口推計の妖しさに関する話です。出生率は政策では動かせない、女性のこころ次第だというのです。 2019.02.08 政治・社会時事ネタ
宗教 【世界と宗教】戦後日本の無宗教化と昭和天皇詔書の本意 英語は無宗教に関することばが豊富です。それだけ宗教にまつわる経験が豊富なのですが、だからといってあまり宗教離れするのは考えものです。なぜなら、無宗教化が共同体や家庭の崩壊につながれば世の中は殺伐とするだけで誰も得しないからです。日本人も無宗... 2019.02.02 宗教文明文化の話日本歴史英語の話
♪音楽 【倫理】フレディ・マーキュリーが受け継いだパールシーの精神遺産 ブログ主が人生で初めて買ったレコードは『ボヘミアン・ラプソディ』。シングル盤です。ラジオで "ママ~、ジャスタ、キルダマ~ン" と耳にした瞬間、電撃が走りました。翌日だったと思います。友だちに軟弱扱いされながら(当時クイーンはベイ・シティ・... 2019.01.29 ♪音楽宗教文明文化の話神秘思想・秘儀宗教
歴史 【語源学】インド生まれイギリス経由の日本カレー カレーライスといえば日本人の大好物トップ3の常連です。カレーと聞いて多くの人はインドを連想しますが、カレーライスの起源はイギリスの軍隊にあった、というのが今日のお題です。 2019.01.18 歴史英語の話語源学
政治・社会 【NHK注目の若手思想家】ユヴァル・ハラリ vs マルクス・ガブリエル ブログ主の仕事の都合ですっかり更新の途絶えており申し訳ありません。本記事も英語とは直接関係しません。年末年始に当サイトでたびたび紹介してきたユヴァル・ハラリ氏の特集番組が放映されます。ついでに紹介するのも失礼なんですが、いま売り出し中のドイ... 2018.12.29 政治・社会時事ネタ歴史
政治・社会 【日本考】隠れ移民大国:新自由主義者は共産主義者と同じ夢を見るか? 本業で時間がとれないので短い記事になります。安倍政権の危険運転が止まりません。オリンピックや少子化・人口減少化にかこつけて50万人規模の移民受け入れを決定してしまいました。以下の記事にもあるように、すでに日本は先進国中第4位の移民大国です(... 2018.12.14 政治・社会日本時事ネタ
名言集 【グローバル化】百田尚樹ら自称保守の迷走と日本人の歴史意識の稀薄さ 今回から文体を「ですます」調に変え、少し趣向を変えたいと思います。近年、いわゆる文化人枠にくくられる作家、評論家、コメンテーターの劣化が目立ちます。今日は一例として何かとお騒がせな百田尚樹氏を取り上げますが、彼はあくまで話の前振りに過ぎませ... 2018.12.03 名言集時事ネタ歴史英語の話
宗教 【日本建国論】カタストロフ体験がつくったまほろば ー 英語通史年表付き 今回は前半にブログ主オリジナルの日本建国論を載せる。後半は英語ソースで見る日本通史だ。通史の最初の部分、古代史の情報はスカスカだ。そのスカスカ部分を補うのが建国論である。文体は趣きを変えて「ですます調」にした。 2018.11.11 宗教文明文化の話日本歴史英語の話
政治・社会 【時事ネタ】トランプ政権カルト認定と左派の無力感 アメリカ中間選挙の大勢が判明し、共和党支持の安定を示した。ちょうどいい機会なので左派の政権批判コラムを紹介する。典型的な "良識派" のコラムだからだ。ある意味、なぜトランプの支持基盤が硬いのか、その理由がわかるかもしれない。本稿では、以下... 2018.11.07 政治・社会時事ネタ英語の話
Web紀行 【ロシアとウクライナ】独立自治をめぐる仁義なき “宗教” 代理戦争 ウクライナ独立の動きは政治マターから宗教マターへ展開し始めた。正教会という精神的紐帯の破壊を狙ったCIAによるプーチンへの揺さぶりだろう。今回は日本人にはなじみの薄いキリスト教正教会(ギリシャ正教)に絡んだお話である。 2018.10.25 Web紀行宗教政治・社会文明文化の話時事ネタ
政治・社会 【米中冷戦】ペンス副大統領の歴史的なチャイナ・スピーチ ペンス大統領がハドソン研究所で行ったスピーチは米中冷戦の宣戦布告ともとれる重要な内容だ。世界情勢と英語を同時勉強できる恰好の教材なので紹介しよう。 2018.10.22 政治・社会時事ネタ英語の話
Web紀行 【アイルランド】日本の反対端に当たる島国:DNA解析でわかる複雑な形成過程 ブレクジット問題にアイルランドが揺れている。20年前、ノーベル平和賞受賞者まで出した歴史的なベルファスト合意(Good Friday Agreement)。しかしブレクジットが寝た子を起こし、アイルランド版宗教戦争(カトリックとプロテスタン... 2018.10.20 Web紀行政治・社会歴史
宗教 【アメリカ考】ローマ教皇より宗教保守な個人主義プロテスタント国家 日本で意外に知られていないのがアメリカという国の宗教的特殊性だ。日本がかつて戦ったのはとんでもなく "信心深い" ヤング国家だったのである。 2018.10.14 宗教政治・社会文明文化の話