宗教 【一神教への道】ユダヤ教の変質:エジプトのアテン宗教改革とヘブライ人のコンプレックス ユダヤ教の一神教化が蒔いた種はキリスト教とイスラム教の二大宗教へ受け継がれ、人類史を劇的に変化させた。その功罪はいまも人類のリアルな課題である。今回から、唯一神信仰(monotheism)はなぜ、どのようにして生まれたのか、何が問題なのかを... 2019.03.23 宗教文明文化の話
♪音楽 【倫理】フレディ・マーキュリーが受け継いだパールシーの精神遺産 ブログ主が人生で初めて買ったレコードは『ボヘミアン・ラプソディ』。シングル盤です。ラジオで "ママ~、ジャスタ、キルダマ~ン" と耳にした瞬間、電撃が走りました。翌日だったと思います。友だちに軟弱扱いされながら(当時クイーンはベイ・シティ・... 2019.01.29 ♪音楽宗教文明文化の話神秘思想・秘儀宗教
AI・自動化 【西洋倫理学2】量子力学的世界観の到来とヴィルトゥス:潜在力あるいは欲望としての世界 本稿は以下の記事のフォローアップである。【西洋倫理学1】ヴィルトゥスの変遷に見る「力」と「徳」の伝統"virtual" は "virtue" から派生したことばだ。これを頼りに "virtus" についての考察を深めたい。量子力学の登場によ... 2018.09.11 AI・自動化歴史英語の話語源学
♪音楽 【音楽】 Queen “Bohemian Rhapsody” とボヘミアンの “他人事感” 今回はクイーンの超有名曲「ボヘミアン・ラプソディ」(Bohemian Rhapsody、英語圏での略称は "Bo Rhap")は、西洋詩の伝統と西洋音楽の伝統を6分間にぎゅっと圧縮したような曲である。ここに歌われている「ボヘミアン」とは何者... 2018.08.12 ♪音楽宗教歴史
宗教 【サタンの語源学02】ザラスシュトラの善悪二元宗教とユダヤ教に与えた影響 ※本記事は【サタンの語源学01】ローリング・ストーンズ「悪魔を憐れむ歌」と太宰治「誰」の続きです。イケメンのいい人だけでドラマは作れない。ヒールか悪女がいて面白くなる。同様に、もしキリスト教やイスラム教に悪魔がいなかったら世界人口の6割近く... 2018.06.20 宗教文明文化の話歴史語源学
♪音楽 【サタンの語源学01】ローリング・ストーンズ「悪魔を憐れむ歌」と太宰治「誰」 演劇でも小説でもテレビドラマでもヒーローはヒールがいてこそ輝く。キリスト教も同じだ。悪魔(satan)がいて神やイエスが引き立つ。もし天使(angel)が付いていなかったら、むさくるしい坊主だらけの教会に誰が近寄っただろうか?ひとくちに悪魔... 2018.06.11 ♪音楽宗教文明文化の話歴史語源学
宗教 【文化の重層性08】 ハイネの警鐘:思想革命の恐ろしい帰結 今回は文化の第三層(在来宗教、基層信仰の世界)に関わる話をしよう。19世紀、自由進歩思想華やかなりし頃、誰よりも早く祖国ドイツの危険な兆候を察知していたのが、ユダヤ系詩人ハインリヒ・ハイネ(Heinrich Heine)だった。亡命者の警告... 2018.05.17 宗教文明文化の話歴史
お金の話 【金融の歴史01】高利貸しのタブーが解かれたのはなぜか?金貸しへの抵抗感の消失 今回から数回にわたって金融の歴史について考えてみたいと思う。 2018.02.14 お金の話宗教文明文化の話歴史貨幣論・歴史
お金の話 【語源学の旅】”money” の来歴01:グーグル検索だけでも可能!語源・語根PIEの探索 英語の語彙(lexicon)の大半は(1)先祖であるゲルマン諸語を基礎とし、(2)征服者ノルマン人が使っていたフランス語やフランス語の大元であるラテン語、さらには(3)ラテン語が借用したギリシャ語を語源とする。驚くことに(2)と(3)で6割... 2017.10.26 お金の話宗教歴史語源学貨幣論・歴史