【歴史/語源学】フィロソフィー(ロゴス愛)とフィロロジー(ソフィア愛)
フィロソフィーに比べ旗色の悪いフィロロジー。ニーチェの本職。日本語にすれば文献学。文献は古文書。歴史の古層に分け入って言語の始原を探っていく「ことばの考古学」。でも単なる考古学じゃないぞ!と今回 ...
【Queenライ三部作01】”My Fairy King”:なぜフレディはマーキュリーと名乗ったのか?
フレディ・マーキュリーの本名はファルーク・バルサラ。彼はなぜフレディ・マーキュリーという芸名を選んだのでしょうか?その謎を解く鍵はMy Fairy Kingに出てくる神様マーキュリー。マーキュリ ...
【倫理】フレディ・マーキュリーが受け継いだパールシーの精神遺産
ブログ主が人生で初めて買ったレコードは『ボヘミアン・ラプソディ』。シングル盤です。
ラジオで “ママ~、ジャスタ、キルダマ~ン” と耳にした瞬間、電撃が走りま ...
【神秘思想と現代】ユングの心理学とグノーシス主義02
(アイキャッチ画像はユング夫妻。出典: )
前回に引き続き、以下の英文記事に沿って進める。
この記事の肝は「ユングの深層心理学はグノーシス思想の現代的翻案である」というと ...
【神秘思想と現代】ユングの心理学とグノーシス主義01
グノーシス主義というと、そのおどろおどろしいイメージに腰が引ける人もいると思う。ただ、ちょっと詳しく見てみると別にそんな大変なものでもない。
グノーシス主義は性善説グノーシス主義者は ...
【文化の重層性10-3】イルミナティと神秘思想:サンヘドリン乗っ取りとパウロの活躍
ヤコブの双子の兄エサウの末裔エドム人。母とヤコブの計略でエサウは長子相続権を得られず、その後傍流に。
イルミナティの中心ヘロデ家はエドム人。恨みを飲んだ一族の血筋なのだ。彼らは当時の ...
【文化の重層性10-2】イルミナティと神秘思想:カバラの源流メルカバとミトラス秘儀の融合
前回、ヘロデ王家を中心とするミトラス秘儀カルト集団イルミナティは混血のネットワークだという話をした。
メイキング成分はまだ足りないようで、ユダヤ教神秘主義のカバラも一枚かんでいるらし ...
【文化の重層性09】神秘思想・秘儀宗教とキリスト教
引き続きハイネのお世話になりたい(今回は英語少な目)。
前回は、第一層のキリスト教から発展したロゴス(理性崇拝)の世界が、神というつっかえ棒を失い、自己運動を始めたこと。そしてその自 ...
【英語で読む日本人と宗教02】選ぶアブラハム宗教、選ばない日本宗教
前回に引き続き、日本人の宗教観について考えよう。議論はキリスト教を含むアブラハム宗教の登場で緊張を帯びる。おそらく日本人が日本人であり続ける限り、永久にアブラハム宗教を受け入れないと思う。それは ...