歴史

スポンサーリンク
宗教

【歴史/語源学】フィロソフィー(ロゴス愛)とフィロロジー(ソフィア愛)

フィロソフィーに比べ旗色の悪いフィロロジー。ニーチェの本職。日本語にすれば文献学。文献は古文書。歴史の古層に分け入って言語の始原を探っていく「ことばの考古学」。でも単なる考古学じゃないぞ!と今回紹介する記事の筆者はおっしゃってます。phil...
名言集

【令和の令】令はbeautifulじゃなくauspicious?鳥占いとエトルリアの影

元号をいまも続ける国は多くありません。日本の場合、元号は「時代」を作ります。「昭和だねぇ」と言えば、それがわかる人たちの間に連帯感やノスタルジーが生まれます。そのうち「ああ、平成だよね」という感覚が生まれるでしょう。いまは若い平成生まれの人...
政治・社会

【経済】資本主義の簡単な歴史と令和日本

資本主義の歴史段階を簡単に説明した英文記事を紹介します。そんな気になったのは令和が始まるからかもしれません。戦後初めて日本は自らの意思で動こうとしています。経済に影響が及ばないはずがありません。
宗教

【アメリカのジレンマ01】奴隷制の暗い影:アメリカの一流大学を覆う歴史抹消衝動

アメリカ社会は奴隷制の影をずっと引きずっています。奴隷制は経済史的に見れば、安い労働力で綿花を生産し稼ぐ経済制度の一環でした。しかし万人の自由平等を謳った独立宣言との矛盾は明らかです。We hold these truths to be s...
♪音楽

【Queenライ三部作02】Seven Seas of Rhye:善悪を超えたものを善悪で裁くということ

Seven Seas of Rhyeの "Rhye" とは何なのでしょうか?それを調べるところからフレディを悩ませた二元論の罠について考えます。善悪を超えたものを、善悪の基準で裁くことはやめた方がいいように思います。
♪音楽

【Queenライ三部作01】”My Fairy King”:なぜフレディはマーキュリーと名乗ったのか?

フレディ・マーキュリーの本名はファルーク・バルサラ。彼はなぜフレディ・マーキュリーという芸名を選んだのでしょうか?その謎を解く鍵はMy Fairy Kingに出てくる神様マーキュリー。マーキュリーとはどんな神様で、フレディにとってどんな意味があったのでしょうか?
宗教

【世界と宗教】戦後日本の無宗教化と昭和天皇詔書の本意

英語は無宗教に関することばが豊富です。それだけ宗教にまつわる経験が豊富なのですが、だからといってあまり宗教離れするのは考えものです。なぜなら、無宗教化が共同体や家庭の崩壊につながれば世の中は殺伐とするだけで誰も得しないからです。日本人も無宗...
歴史

【語源学】インド生まれイギリス経由の日本カレー

カレーライスといえば日本人の大好物トップ3の常連です。カレーと聞いて多くの人はインドを連想しますが、カレーライスの起源はイギリスの軍隊にあった、というのが今日のお題です。
政治・社会

【NHK注目の若手思想家】ユヴァル・ハラリ vs マルクス・ガブリエル

ブログ主の仕事の都合ですっかり更新の途絶えており申し訳ありません。本記事も英語とは直接関係しません。年末年始に当サイトでたびたび紹介してきたユヴァル・ハラリ氏の特集番組が放映されます。ついでに紹介するのも失礼なんですが、いま売り出し中のドイ...
名言集

【グローバル化】百田尚樹ら自称保守の迷走と日本人の歴史意識の稀薄さ

今回から文体を「ですます」調に変え、少し趣向を変えたいと思います。近年、いわゆる文化人枠にくくられる作家、評論家、コメンテーターの劣化が目立ちます。今日は一例として何かとお騒がせな百田尚樹氏を取り上げますが、彼はあくまで話の前振りに過ぎませ...
宗教

【日本建国論】カタストロフ体験がつくったまほろば ー 英語通史年表付き

今回は前半にブログ主オリジナルの日本建国論を載せる。後半は英語ソースで見る日本通史だ。通史の最初の部分、古代史の情報はスカスカだ。そのスカスカ部分を補うのが建国論である。文体は趣きを変えて「ですます調」にした。
Web紀行

【アイルランド】日本の反対端に当たる島国:DNA解析でわかる複雑な形成過程

ブレクジット問題にアイルランドが揺れている。20年前、ノーベル平和賞受賞者まで出した歴史的なベルファスト合意(Good Friday Agreement)。しかしブレクジットが寝た子を起こし、アイルランド版宗教戦争(カトリックとプロテスタン...
宗教

【ユヴァル・ハラリ氏講義】日英対訳で読むしあわせの歴史(後編)

ハラリ氏による幸福論の後編である。前編には以下からアクセスできる。
AI・自動化

【ユヴァル・ハラリ氏講義】日英対訳で読むしあわせの歴史(前編)

ユヴァル・ノア・ハラリ氏のオンライン歴史講義 "A Breif History of Humankind" を紹介する。講義全体はLesson 01~Lesson 17で構成されており、内容は書籍『サピエンス全史』とほぼ同じ。各レッスンは1...
AI・自動化

【西洋倫理学2】量子力学的世界観の到来とヴィルトゥス:潜在力あるいは欲望としての世界

本稿は以下の記事のフォローアップである。【西洋倫理学1】ヴィルトゥスの変遷に見る「力」と「徳」の伝統"virtual" は "virtue" から派生したことばだ。これを頼りに "virtus" についての考察を深めたい。量子力学の登場によ...
スポンサーリンク