宗教 【文化の重層性08】 ハイネの警鐘:思想革命の恐ろしい帰結 今回は文化の第三層(在来宗教、基層信仰の世界)に関わる話をしよう。19世紀、自由進歩思想華やかなりし頃、誰よりも早く祖国ドイツの危険な兆候を察知していたのが、ユダヤ系詩人ハインリヒ・ハイネ(Heinrich Heine)だった。亡命者の警告... 2018.05.17 宗教文明文化の話歴史
宗教 【文化の重層性05】ヨーロッパの危機意識と止まらないロゴス この西洋文化の重層性に関するシリーズ記事を書いている動機は、文化破壊への抵抗である。この文化を破壊する野蛮な力は、実は、ヨーロッパがキリスト教を取り込んだときから時限爆弾として仕込まれたものだ。それが前回まで扱ってきたロゴス信仰である。ロゴ... 2018.05.08 宗教文明文化の話歴史
お金の話 【金融の歴史02】高利貸しのタブーが解かれた理由(続)・カネにまつわる名言集 前回に続き、高利貸しに対する考え方の変化を追っていこう。金貸しはいかにして罪であることをやめ、社会的信用のある仕事になったのか?テンプル騎士団と金融の普及Even while clergy such as Cardinal de Vitry... 2018.02.15 お金の話宗教文明文化の話歴史貨幣論・歴史