宗教 【いまさらマルクス】英語記事で読む「史的唯物論って何だ?」 昨年は地味にマルクス生誕200年でした。現代ではマルクス経済学(マル経)は終わった学問扱いになっているようですが、マルクスの思想そのものは名前を変えて薄く広く現代にも影響を与えています。最近流行りのネオリベラリズム(文化相対主義、ダイバーシ... 2019.04.02 宗教政治・社会英語の話
政治・社会 【英米論1】プリンシプルで牙を隠すアングロサクソンの才能、それを押し通す政治力 19世紀以降はアングロサクソンの時代です。そうなった秘密は何でしょう?それを探るために、今回から英米論を何度かやってみたいと思います。初回は総論です。英米人、いわゆるアングロサクソンの本性をざっくり見てみたいと思います。イギリス人の何たるか... 2019.02.17 政治・社会文明文化の話英語の話
宗教 【世界と宗教】戦後日本の無宗教化と昭和天皇詔書の本意 英語は無宗教に関することばが豊富です。それだけ宗教にまつわる経験が豊富なのですが、だからといってあまり宗教離れするのは考えものです。なぜなら、無宗教化が共同体や家庭の崩壊につながれば世の中は殺伐とするだけで誰も得しないからです。日本人も無宗... 2019.02.02 宗教文明文化の話日本歴史英語の話
宗教 【アメリカ考】ローマ教皇より宗教保守な個人主義プロテスタント国家 日本で意外に知られていないのがアメリカという国の宗教的特殊性だ。日本がかつて戦ったのはとんでもなく "信心深い" ヤング国家だったのである。 2018.10.14 宗教政治・社会文明文化の話
宗教 【文化の重層性11】サクラメント・ゲルマンvsユダヤ・共苦思想 今回はカトリック教会のサクラメントについて説明する。サクラメントはたくさんの種類があって全部見ていくとキリがないので洗礼とユーカリストにフォーカスを絞る。その後、ユーカリストを手がかりに、ゲルマン民族のユダヤ的思想との格闘、そしてキリスト教... 2018.06.07 宗教文明文化の話歴史
宗教 【文化の重層性08】 ハイネの警鐘:思想革命の恐ろしい帰結 今回は文化の第三層(在来宗教、基層信仰の世界)に関わる話をしよう。19世紀、自由進歩思想華やかなりし頃、誰よりも早く祖国ドイツの危険な兆候を察知していたのが、ユダヤ系詩人ハインリヒ・ハイネ(Heinrich Heine)だった。亡命者の警告... 2018.05.17 宗教文明文化の話歴史
英語の話 【語源学】リンガ・フランカとは何か?その由来と歴史 (アイキャッチ画像出典:)いまや17億人以上の話者人口を誇る英語。インターネットの世界でもトップの地位を占める。そのため、よく英語は現代の国際語とか共通語とかいわれる。しかし歴史的タームとしてはリンガ・フランカ(lingua franca)... 2018.03.13 英語の話語源学
お金の話 【語源学の旅】”money” の来歴02:お金の神様はローマの女神ユーノー(Juno) 前回、英語の "money" の語源がラテン語の "moneta" であることを突き止めた。今回は、なぜ女神ユーノーに "moneta" というあだ名が付けられた理由を探ることから始めよう。お金をめぐる旅のはじまりお金は英語で "money... 2017.10.28 お金の話宗教歴史語源学貨幣論・歴史
歴史 【英語の歴史】英語は思ったよりラテンなゲルマン系言語 英語は大ブリテン島(Great Britain)を舞台として諸民族の侵略と混血によって複雑に形成された言語だ。文法は簡素化したが語彙は多重化(複雑化)した。発音体系はある意味めちゃくちゃだ。英語を学ぶとき、ざっとでもこういう英語の形成過程を... 2017.10.15 歴史英語の話英語史語源学