英語の話 【英語の歴史02】海賊が媒介したラテン語との長いつきあい 英語は「ローマの教養を身につけた海賊たち」の言語だといえます。根っこのゲルマン魂はさておき、英語はラテン語の洗礼を受けることで文化的に洗練されていったのです。その功績はキリスト教の聖職者とフランスから進出した支配層にあります。 2019.09.09 英語の話英語史
英語の話 【英語学】RP: Received Pronunciation って何?Queen’s Englishと同じ? 日本人が学校や英会話スクールで学ぶ標準英語(Standard English)は、Received Pronunciation(RP、ときにRespected Pronunciation)と呼ばれるイングランド上流階級の訛と深く結びついてい... 2019.06.22 英語の話英語史
英語の話 【英語史】英語のリンガ・フランカへのあゆみをざっと知っておこう ブリテン島で英語が生まれたのは約1,600年前。英語は海を渡ってブリテン島へやってきた数々の民族の興亡と侵略により形成された。同じ島国でも、日本語のように、同一民族が他民族に侵略されず独自に形成してきた言語とは大きく素性が異なる。今回は駆け... 2018.11.19 英語の話英語史
♪音楽 【英語の肝】英語ネイティブのこころを表わす句動詞:征服者への反抗が生んだイングランド庶民の表現 当サイトでは、英語学習の教材として主にポップミュージックの歌詞を用いている。それには理由がある。ポップミュージックはゲルマン系の語彙を大活躍させて、こころを歌うことが多いからだ。こころの部分がわかるようになると、確実に英語を学ぶのが楽しくな... 2018.07.19 ♪音楽英語の話英語史
歴史 【語源学】シュガーはサンスクリット発アラブ経由のラテン系語彙 ものの名前は発祥地にちなむものが多い。シュガー(sugar)はその代表と思われる。今回はシュガーの語源を辿ると、砂糖の伝播ルートがわかるというお話である。シュガーの語源で辿れる砂糖の伝播ルートlate 13c., sugre, from O... 2018.07.11 歴史英語の話英語史語源学
宗教 【文化の重層性01】英語は三階建て:1F ゲルマン、2F フランス、3F ローマ これから数回に分けて、英語の形成史、哲学の語源、悪魔の語源などを手がかりにして西洋文化の重層性について考えてみたい。関連記事:英語は思ったよりラテンなゲルマン系言語【英語を学ぶ】ラテン系語彙:カルペ・ディエム(carpe diem)と黒澤明... 2018.04.26 宗教歴史英語の話英語史
Web紀行 【英語学】ブリタニア時代:イギリスに残るローマ帝国の痕跡 今回はローマ人が属領時代のイングランドに残した遺産を紹介する。古代のイギリス現在のブリテン諸島は8500年前くらいに大陸から分かれたといわれており、それまでそこに暮らしていたのは6万年頃のネアンデルタール人、3万年前に進出したホモサピエンス... 2018.02.09 Web紀行文明文化の話歴史英語の話英語史
Web紀行 【英語学】イギリスとはどこか?ブリテン?イングランド?UK? 英語の発祥元であるイングランドの歴史は、異なる民族が波状的に進出し、覇を競い合うことで形成されてきた。イギリス形成史イギリス形成史をざっと一覧すれば、先史時代(ストーンヘンジなど)→ケルト系ブリトン人の定着→ローマ人による支配(ブリタニア)... 2018.02.09 Web紀行歴史英語の話英語史語源学
歴史 【英語学】 固有名詞学と英語人名の変遷 (アイキャッチ画像出典:)当サイトも英語サイトの端くれなので、英語そのものについても書いてみようと思う。みなさんの後学のためになり、面白そうなものということで、歴史学、言語学、語源学、固有名詞学(人名学、地名学、水名学など)などを切り口にし... 2018.02.09 歴史英語の話英語史語源学
歴史 【英語の歴史】英語は思ったよりラテンなゲルマン系言語 英語は大ブリテン島(Great Britain)を舞台として諸民族の侵略と混血によって複雑に形成された言語だ。文法は簡素化したが語彙は多重化(複雑化)した。発音体系はある意味めちゃくちゃだ。英語を学ぶとき、ざっとでもこういう英語の形成過程を... 2017.10.15 歴史英語の話英語史語源学