政治・社会 【アメリカのジレンマ02】ホワイトギルト:レイシストの烙印に怯え “院政” を敷く白人社会 前回も書きましたが、奴隷制はできればないことにしたい、アメリカ最大のトラウマです。そのトラウマの内実を、黒人インテリのシェルビー・スティール(Shelby Steele)が "White Guilt"(邦訳『白い罪』)という本で抉り出しまし... 2019.03.28 政治・社会時事ネタ
英語の話 【英語の話】BELF(Business English as a Lingua Franca)とエスペラント語の見た夢 グローバル化の進展とともに、英語が国籍の違う者同士の共通語(global lingua franca)になっている現実はよく知られています。では、この先、世界の言語環境はどうなっていくのでしょうか? 英語が化け物のように他言語を駆逐して頂点... 2019.01.24 英語の話
宗教 【アメリカ考】ローマ教皇より宗教保守な個人主義プロテスタント国家 日本で意外に知られていないのがアメリカという国の宗教的特殊性だ。日本がかつて戦ったのはとんでもなく "信心深い" ヤング国家だったのである。 2018.10.14 宗教政治・社会文明文化の話
宗教 【文化の重層性08】 ハイネの警鐘:思想革命の恐ろしい帰結 今回は文化の第三層(在来宗教、基層信仰の世界)に関わる話をしよう。19世紀、自由進歩思想華やかなりし頃、誰よりも早く祖国ドイツの危険な兆候を察知していたのが、ユダヤ系詩人ハインリヒ・ハイネ(Heinrich Heine)だった。亡命者の警告... 2018.05.17 宗教文明文化の話歴史
お金の話 【語源学の旅】”money” の来歴02:お金の神様はローマの女神ユーノー(Juno) 前回、英語の "money" の語源がラテン語の "moneta" であることを突き止めた。今回は、なぜ女神ユーノーに "moneta" というあだ名が付けられた理由を探ることから始めよう。お金をめぐる旅のはじまりお金は英語で "money... 2017.10.28 お金の話宗教歴史語源学貨幣論・歴史