政治・社会 【ドラッカーの思想】”時代遅れ” とされたキルケゴールの遅れようがない実存哲学(前編) ドラッカーといえばマネジメント。企業経営を学問に高めた人である。ドラッカーの著作はすべて企業や未来社会など組織に関するものだが、一度だけ、組織について書かなかったことがある。キルケゴールに関する論文(「もう一人のキルケゴール」、原題 "Th... 2018.10.02 政治・社会文明文化の話
宗教 【文化の重層性03】ヨハネ書とロゴス導入による思想革命 (アイキャッチ画像出典:)ミュトスの世界観から生まれ、人間に合理性・論理という認識ツールを与えたロゴスは、キリスト教と出会うことでさらに威力を強めていく。この辺の事情について掘り下げてみよう。ロゴスの原義ロゴスのいちばん基本の意味は "I ... 2018.05.01 宗教文明文化の話歴史
宗教 【近代史】芥川龍之介「神神の微笑」:西の海外進出と日本の “無思想” の抵抗 芥川龍之介に「神神の微笑」という小品がある。キリスト教に材をとった、いわゆる切支丹物(きりしたんもの)と呼ばれる作品群のひとつだ。今回はこの作品の世界を、世界史の大きな流れの文脈で見てみたい。フランシスコ・ザビエルが日本宣教に乗り出した16... 2017.11.20 宗教文明文化の話日本歴史