政治・社会 【アメリカのジレンマ02】ホワイトギルト:レイシストの烙印に怯え “院政” を敷く白人社会 前回も書きましたが、奴隷制はできればないことにしたい、アメリカ最大のトラウマです。そのトラウマの内実を、黒人インテリのシェルビー・スティール(Shelby Steele)が "White Guilt"(邦訳『白い罪』)という本で抉り出しまし... 2019.03.28 政治・社会時事ネタ
♪音楽 【サタンの語源学01】ローリング・ストーンズ「悪魔を憐れむ歌」と太宰治「誰」 演劇でも小説でもテレビドラマでもヒーローはヒールがいてこそ輝く。キリスト教も同じだ。悪魔(satan)がいて神やイエスが引き立つ。もし天使(angel)が付いていなかったら、むさくるしい坊主だらけの教会に誰が近寄っただろうか?ひとくちに悪魔... 2018.06.11 ♪音楽宗教文明文化の話歴史語源学
宗教 【文化の重層性08】 ハイネの警鐘:思想革命の恐ろしい帰結 今回は文化の第三層(在来宗教、基層信仰の世界)に関わる話をしよう。19世紀、自由進歩思想華やかなりし頃、誰よりも早く祖国ドイツの危険な兆候を察知していたのが、ユダヤ系詩人ハインリヒ・ハイネ(Heinrich Heine)だった。亡命者の警告... 2018.05.17 宗教文明文化の話歴史