政治・社会 【ドラッカーの思想】”時代遅れ” とされたキルケゴールの遅れようがない実存哲学(後編) 前回紹介したのは、ドラッカーがキルケゴールに学んだ人間の実存の定義だった。人間は社会的存在であると同時に霊的存在である。理性主義者は社会改良に力を傾けすぎて自滅し、猛烈な反理性主義の反動を引き起こしてホロコーストやスターリンの粛清を招いた。... 2018.10.04 政治・社会文明文化の話
政治・社会 【ドラッカーの思想】”時代遅れ” とされたキルケゴールの遅れようがない実存哲学(前編) ドラッカーといえばマネジメント。企業経営を学問に高めた人である。ドラッカーの著作はすべて企業や未来社会など組織に関するものだが、一度だけ、組織について書かなかったことがある。キルケゴールに関する論文(「もう一人のキルケゴール」、原題 "Th... 2018.10.02 政治・社会文明文化の話
お金の話 【お金の話01】グレーバーの負債起源論・マルクスの剰余価値説・ハラリの貨幣観 お金は不思議だ。それが何かを人間は知らない。知らないけれど毎日使っている。お金に使われてもいる。今回は、そのお金が人間の自己(アイデンティティ)の本質と密接に関わっているというお話である。そうである以上、文明や政治とも切っても切れない関係に... 2018.08.25 お金の話政治・社会文明文化の話歴史貨幣論・歴史