【西洋倫理学1】ヴィルトゥスの変遷に見る「力」と「徳」の伝統
よくヨーロッパ文明はギリシャ・ローマ文明を母胎とするといわれる。そのことが具体的にわかる例としてラテン語のヴィルトゥス(羅virtus⇒英virtue)の変遷を取り上げたい。ヴィルトゥスは西洋倫 ...
【文化の重層性02】世界観モデルとしてのミュトスとロゴス
(アイキャッチ画像出典:University of Texas, Austin、プラトンの開設した学園アカデメイアは英語のacademyの語源)
以前の記事でロゴス(ギリシャ語、lo ...
【金融の歴史03】高利貸しのタブーが解かれた理由(最終回)
前回、前々回に続き、高利貸しに対する考え方の変化を追っていこう。
金貸しはいかにして罪であることをやめ、社会的信用のある仕事になったのか?需給の法則を理解していたスコラ神学者は市場価格こそ ...